2007/03/28

想う


近所に木が沢山生えている空き地がありました。

今日の帰り、そこがただの野原になっていた。

暗闇の中にショベルカーがぼんやりと見えて、やっと何が起こったかわかりました。
片隅に切られた木が材木のように行儀良く積み重ねられていて。

よくあること。
たった一区画のこと。
何か建てるのかもしれない。
ただ、木が切られただけです。
ただ、木が切られただけ。

でも。。。

なんなんだろう、このショックは。

予告無く、お気に入りの景色が変わってしまった。
他人の土地だから、当たり前だけれど。

でも。。。

土地がヒトのモノ、ってなんだろう。
木がヒトのモノ、ってなんだろう。
土は土で、草は草で、木は木で。。。

毎日想いを寄せる私より、お金を出したヒトのモノなんだ。
どうしてなんだろう。
私はお金を出していないから、木は切られた。

足下をすくわれるような、日常の危うさ。

地震で目の前の風景が変わってしまうってどんなだろう。
壊れた家の中には、一体どれだけの年月がつまっていたんだろう。
どれだけの、私の近所の空き地が、
どれだけの美しいものが、どれだけの想いのこもったそれが、失われてしまったんだろう。

災害に対して意識の薄かった私に、今日は天罰が下ったか。
そんなに大袈裟なものじゃないか。
ただ木が切られただけなんだから。

小さく重たい日常の平和。

0 件のコメント:

コメントを投稿