2006/12/05

友よ


日曜日は楽しいこと、嬉しいこと、勉強になること、笑ってしまうこと、たくさんあった。
でも一番密度の濃さを感じた時間は、友人から癌だと告白された午後の1時間だったと思う。

心だけが勇気を与えられるのだと信じて、しなやかに、まっすぐに、深く…
友を道化にしてしまわないように。
聞くこと、受け入れること、ここにいることだけが私の役目。


ただ、別れ際にふと、生きようが死のうがこれは永久の別れなのだと気付いて、
その心構えが不覚にも崩れてしまった。
遠い遠い家族のもとへ、病気で、ここを去ろうとしている友に。

何もかもが、不確か。


別れの歌を歌ってくれと言われた時、なんでもっとまじめに歌わなかったんだろう。
病気のことなんて知らなかったから?

死ぬかもしれないから同情するのか。
もう会えないから惜しむのか。

捧げる力が足りない!
今この瞬間を、もっと深く。

別れの場面とその笑顔を、一生抱えて私は暮らしていくのだろうか。



後悔なんかしない。
ただ未来への決意だけは、今私に必要だ。

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