2006/09/21

『太陽』 Solnze

太陽 [DVD]

月曜日、吉祥寺バウスシアター(有名ミニシアター)まで出掛け、『太陽』 という映画を観ました。

ご存じでしょうか?
昭和天皇を題材に、終戦直前から人間宣言までのとても短い期間を描いています。


太陽 (原題:Solnze)
ロシア・イタリア・フランス・スイス合作
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
昭和天皇:イッセー尾形


ロシア人監督ですが、普通に日本人の俳優で、日本語で作られています。
アート系映画でミニシアター上映、あまり多くの人の目にふれることはないかと思いきや、
公式ページをみると、これから順に主要都市は大体回っていくようです。

これ、…確かに楽しい映画ではないかもしれないけれど、
個人的にはとてもお薦めしたい映画です。

主演のイッセー尾形さん自身が「見ていない人と同じ土俵に立ちたくない」とおっしゃっている通り、
観ないで値踏みするのはもったいない作品です。

まず、なぜロシア人がこの映画を作るの?という素朴な疑問が沸くと思いますが、
多分いくら待っても日本人の中からこんな色彩の作品は生まれなかったと思います。
または、もしかしたら、自由に見える日本においても、このような映画は作ることが出来ないのか。。。

監督自身の日本理解、
そして随所に日本人スタッフが関わっているせいか、
はたまたファンタジックな独特の色彩やテンポによるものか、
外国人による無理解や異文化の違和感がなくすんなり観ることが出来、
それ故に観終わった後に、「一体この監督は何者なんだ?!」という驚きが残ります。
そして、役者たちもスゴイ。
ラストの表情。。。

重く、苦しく、静かで、そして美しい映画です。
映画館でぜひ。

※ DVDが出たので冒頭に追記しました♪

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